はじめまして、今世でやっと大人になれたマンガ家るびーの自己紹介
はじめましての方へ
こんにちは、漫画家のるびー(Ruby)です。
自己紹介でこんなことを言うと少々おかしいと思われるかもしれませんが、私は幼少期から前世と前々世で若くして死んだ記憶がありまして、そのため20代、30代を過ごすのは今世が初めてだと信じています。
前々世はアメリカ開拓時代に生きた女の子16歳
前世は第二次世界大戦中の日本女児、たぶん5歳くらい
るびーとして生まれ変わったのは80年代に埋立てられた近未来都市、頭の奥から急げ急げとせっつかれて15歳で普通高校へは進まず東京の服飾専門学校に入りました。17歳の頃に初めてできたボーイフレンドに「生き急いでない?」と言われるくらい、今世も早死にするのなら、経験できそうなことは今しなければ命が勿体無いという思いに駆られていました。(高校時代の恋愛を出会いから別れるまでを描いたマンガ↓【宗太郎くん】)
服や布地が大好き。服を着替える楽しみのために毎朝起きているし、もし家が火事になったらと想像して持って逃げる服をいつも選んでいたし、暇があれば着たい服の絵を描く子供でした。
ファッションデザイナーになりたくてイギリスの美術大学に進学後、5年間単身の海外生活を経験しました。
厳しい日々ではありましたが、今世で初めて成人したもので、自分の生きる場所を自分で決められることに相当はしゃいでいたようです。
イギリスの5年間でも懲りずその後もベルギーのファッションブランドのインターンとして働いていました。
その頃付き合っていたボーイフレンド【ランス】との出会いから別れまでの物語もマンガにしましたが、前作の【宗太郎くん】と同様、描いて数年経った今は恥ずかし過ぎて自分で読み返すこともできないため、いつか黒歴史パッケージとしてデジタルワールドから抹消するつもりです。(これまでに通算10000回以上ご購読いただきました)(抹消できない)
2作目の【ランス】がゲイであったことがきっかけで、『性』というものに対して強烈な興味を持ちました。
当時はテーラーで紳士服を作る仕事をしていましたが、表面的な性より彼の中で葛藤する内在的な性に興味が移り、真っ当に生きていれば立ち入らないはずのフェティッシュシーンにのめり込みました。
フェティッシュイベントのパフォーマーの舞台衣装を製作などしながら東京で暮らし始めた頃、現在の夫に出会い、2013年からニューヨークに移りブライダルや衣装製作の仕事を続けてきました。
インスタグラムで夫のジャスパーとの出会いやアメリカでの結婚生活、息子のあーちゃんと娘のフィフィとの日々をコミックエッセイとして描いているうちに、ありがたいことに5万人以上のフォロワー様に読んでいただけるようになり、電子書籍になりました。
パンデミックが始まってからマンガ家を一生の仕事にしたくなり、コルクスタジオに所属してイラストや企業マンガ、創作マンガを描きながら現在に至ります。
30代も後半になり、結婚や出産、子育てに戸惑いを感じながら日々を生きています。悟れることなんて今世ではないかもしれません。トライアンドエラーで恥を恥で上塗りしながら、少しづつ自分なりの答えを見つけることに喜びを感じています。
マンガをライフワークとして描いていきたいテーマは 【性】
るびーのマンガへようこそ。
★おまけ★
今世だっていつ死ぬかわからないのだから、できるだけ早くマンガを描く技術を習得して沢山作品を描きたい!と焦る気持ちと、今世で得た奇跡のような家庭生活を満喫したい気持ちが混在する、暑苦しく愚かな愛と欲望の胸の内を記すために作ったのが月額マガジンるびーのアトリエです。創作マンガも読めます。
是非遊びにきてね!
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