夫がコロナ陽性になった時のこと❷
現実の不安から逃れるために、
過去に何か失敗があったのではないかと考える。
今回は、ウィルスが体を蝕むよりも強力な勢いでネガティブな渦へ陥っていった時のことをマンガに描いています。
普段からイージー⭐︎ゴー⭐︎ラッキーなポジティブ思考な夫ですら
ヴァージニア州の森の中から抜け出て隔離用アパートに着くまでの
8時間をこのネガティブな渦に流されていたようです。
コロナ陽性の連絡をするたびに、複数人に何度も聞かれる言葉がそれを引き起こしているのかもしれません。
「いつ?」
「どこで?」
「どうして感染したの?」
原因を知れると聞いた相手もいくらか安心するのか
責任感の強い人は何度も何度も記憶の中から
どこに失敗があったのか探し出そうとします。
不確かな記憶の中で
何がダメだったからこうなったんだろう?
何がこの現実を引き起こしたのだろう?と考えるのは、
この物語の中の1幕の終わりで主人公が抱える、明確な勘違いです。
勘違いのせいで思考はさらに狭まって、自己嫌悪や罪悪感。誰かへの疑心へ変わったり、他人からの同意や裏付けを強烈に欲してしまう。
るびーもよく陥る罠です。「どうしてこんなことに?」「いつ、どこで間違えた?」って、頭抱えて嘆く、あのネガティブタイム。
2話にサブタイトルをつけるなら、『勘違い』。
夫がが出張に出会ってきた人で、感染リスクがあったのではと思われるシーンを回想するんだけども・・・
私はいつも回送シーンを描くのが苦手で、今回も難しかった。(焦)
伝わっているだろうか、ドキドキ・・
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