Butch行く細道
高校生の頃友人に「好きなタイプの俳優は誰?」と聞かれて
「ブルース・ウィリス」と答えたら大笑いされた。
息も絶え絶えにヒーヒー笑いながら友人は「ハハハッ・・ヒー・・ア・・あんな・・エロオヤジみたいのがいいの・・?キャハハはははは!!!」
ここまで笑われると思っていなかったので、名前を間違えたのかと自分を疑い「あれ・・レオンに出てた人だったかも」と濁したのにさらに笑われた。
ブルース・ウィリスは断じてエロオヤジなんかではないぞ!と戦う力はなかった。
むしろ上手いこと言い表されて悔しかった。
大体の出演作でタンクトップ着てるし、汗まみれだし、鼻の下長いし、髪薄いし、共演女優の腰抱えてニヤニヤ笑ってるし、どうしたってエロオヤジ感チェックリスト満点すぎて、反論することを諦めた。
以降、ブルース・ウィリスを好きなタイプと言うのはやめたが、「一番好きな映画は?」と聞かれた時はブルース・ウィリスの出演作「パルプ・フィクション」と答えている。
どのシーンも面白く、どのキャラクターにも主役級の魅力があるし何度見ても角度を変えた新しい気づきがあって、永遠に楽しめる名作映画。
作業中BGMに流していることもあるスーパールーティン映画だが、先日やっと、ブルース・ウィリス演じるブッチの魅力を語れそうな気がしてきた。
身の丈知ってるのに余裕ぶってるブッチ。幸か不幸か、勝ちか負けか越えて突っ込むブッチ。
ようこそ、ブルース・ウィリス推しの世界へ
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